2013-06-11

サッカーゴールの転倒事故を防ぐために

今回は、サッカーゴールの転倒事故を防ぐための製品をご提案させていただきます。
クロスバーにぶらさがっての転倒や、突風による転倒など、サッカーゴールの転倒事故が毎年のように繰り返されています。いずれの場合も、ゴールがしっかりと固定されていないケースが多いようです。
サッカーのルールブックにも下記の記載があります。

【Laws of the Game 2017/2018 サッカー競技規則】

第1条:競技のフィールド --- 安全
ゴールはグラウンドに確実に固定しなければならない。
移動式ゴールはこの要件を満たしている場合にのみ使用できる。

前に倒れやすい移動式サッカーゴール

  • 移動式サッカーゴールは、前面のゴールポストとクロスバーが全重量の過半を占めているため、一度バランスを崩すと思わぬ速さで前方に倒れるという不安定な構造となっています。 サッカーゴールの安定性に関しては、一般財団法人製品安全協会による、『移動式サッカーゴールの認定基準及び基準確認方法』の中で、「後部フレームの浮き上がり荷重は、鋼製ゴールで390N{40kgf}以上、アルミニウムゴールで200N{20kgf}以上あること」と定められています。前に倒れやすい構造であるがために、後部フレームの浮き上がりについての基準が求められています。

サッカーゴールは風でも転倒する

それでは、上記の製品規格を満たしていれば転倒は防げるのでしょうか。
答えは「No」です。荷重が加われば条件は異なるからです。
荷重は人的なものだけではなく、風による荷重も考えられます。
下記の表は、弊社製アルミサッカーゴール一般用(RT-F011935)の場合、転倒防止措置をとらなければ、風速12.3m/sの風で転倒する可能性があり、風速25m/sの風で転倒しないためには、転倒防止杭3本以上、または固定金具1個以上を敷設する必要があることを示しています。 転倒防止措置をとらなければ、サッカーゴールは強風によって転倒する可能性があるということです。


風圧荷重に対する転倒防止装置数の目安

ゴールを移動するたびに杭を打ち直すのは大変!

上記の表から、アルミサッカーゴール一般用(RT-F011935)を25m/sの風で倒れないようにするには、後部フレームに143.3kg以上の重しを置くか、深さ50cmもの杭を3本打ち込めば良いわけです。
しかしサッカーゴールを頻繁に移動させるたびに、数多くのウエイトや砂袋を移動させたり、杭打ちを繰り返したりするのは大変な作業です。
「しっかりサッカーゴールを固定しなければいけないのは分かっているが、作業が大変で・・・」 管理される方のこのような声に応えるために、私たちは考えました。 「もっと簡単にサッカーゴールを固定できる方法はないものか?」

効率的なサッカーゴール固定方法で安全管理の仕組みをつくる!

弊社では、「サッカーゴール固定金具」をカタログに掲載し、転倒予防の提案を行なっています。
固定金具とは、予めステンレス製の金具を土中に埋め込み、金具とゴールをチェーンで固定する方法です。
サッカーゴールを移動する際にはチェーンを着脱するだけなので、簡単に固定や解除することができます。 またグラウンドの表層に合わせて種類をお選びいただくことができます。 サッカーゴールを簡単に固定する方法を施設に備えておくことが、安全管理の仕組みをつくることにつながると考えられます。

【サッカーゴール固定金具】
  • 基礎固定タイプ
    RT-F011997
  • 埋込タイプ
    RT-F010996
  • スパイラル抜差し
    タイプ
  • ロングパイル人工芝用
    RT-F010998

より安全にご利用いただくために

サッカーゴールを安全にご利用いただくためには、下記のような点にご注意ください。

  • 水平で平坦な場所に設置する。ゴールのポスト側(前側)の地盤が低いとゴールは倒れ易くなります。必ず地盤が水平になるようにしてください。
  • ゴールに転倒防止処置を必ず施してください。 ゴールは安定感に乏しいため、強風や人の行為(押す、引く、ぶら下がる等)より転倒する可能性があります。また設置場所により条件は異なりますので、管理者が安全であると判断できる方法でゴールを固定してください。
  • 毎回プレイの前にゴールがしっかり地面に固定されていることを確認してください。
  • 強風時または強風の恐れがある場合には使用しないでください。
  • ゴールの転倒や破損による事故の原因となりますので、クロスバーやフレームに登る、ぶら下がる等の行為は絶対にやめてください。
  • ゴール未使用時には、前方に倒して保管されることをおすすめします。
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